さとみめも   Satomi’s Note

思いついた時きまぐれに、memoのように書き記しています。


お手紙

今年の誕生日に、姪っ子から手紙が届きました。

賑やかな封筒の表♪

宛名だけは、お母さん(私の妹)が書いてます。

中身の手紙は、もっと賑やか♪♪

シールやスパンコールもペタペタ貼ってあります。

よく見ると『ハピッバステトゥユゥー』と書いてあり

しかも『ッ』が、小さい『シ』になってます。笑

子供はとても自由でおもしろいです。

 

普段はメールのやり取りが多いけれど

こういう手描きのものは温もりが感じられてとても嬉しいものです。

とくに今のご時世もあり、なかなか会えないので染み入りました。

 

先日お仕事させていただいた雑誌の編集の方からも、完成した雑誌と一緒にお手紙が届きました。

この方は、私が担当させていただいた特集ページのイラストを大変気に入ってくださり

「このページは私の宝物になりました」と仰ってくださいました。

そのことがとても私の励みになり、その後この直筆のお手紙も届いて

寒い日々のなか、心がポカポカになった嬉しい出来事でした。

 

 

 

 


2020年

今年も明けました

おめでとうございます

 

私が今住んでいるところへ引っ越してきて

ちょうど干支が一回りしました。

この12年は自分の意識が内へ内へと向かっていたように思いますが

昨年からは外へ外へと向かいはじめていて

いろんなところへ出かけてたくさんの体験をしました。

今年は干支のスタート子年ということもあり

また新たな気持ちで、どんどん世界を広げていきたいと思っています。

 

年賀状をいただいた皆さま、ありがとうございました。

私は今年、年賀状をお出ししていませんので

勝手ながらこちらのweb上で新年のご挨拶とさせていただきます。

 

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

 


2019のこと

なんと今年は一度も更新していなかったので

今年最後に、いくつかまとめて書いておこうと思います。

その1 クリムト展

秋に、豊田市美術館へクリムト展を観に行きました。

日本過去最多の展示ということでしたが

作品数は思ったよりも少なかったです。

クリムトは、生涯に残した作品数自体が少ないのだそうです。

 

有名な金キラのゴージャスな作品も

もちろんあっぱれでしたが

意外だったのは

親族の女性を描かれた肖像画がすごく良くて

当たり前のことかもしれませんが

デッサンと描写が素晴らしく上手くて

ゾクゾクするほど感動してしまいました。

 

弟の義姉を描かれた

『17歳のエミーリエ・フレーゲの肖像』という作品は

クリムト自身がデザインしたという額に入れられていて

それが肖像画と絶妙にマッチしていました。

そして画材はパステルで色もほとんど使わず

白を基調にふんわりとした

とてもシンプルな作品でしたが

すごい存在感があり

弟の娘を描かれた『ヘレーネ・クリムトの肖像』

という作品とともに

この2点が一番心に残りました。

 

こんなふうに女の人を美しく描けるなんて

グスタフ・クリムトさんはきっと

本当に純粋に女の人が好きだったのだなと思いました。

 

 

 



その2 幸せのバウムクーヘン

全国のおいしいバウムクーヘンを

たくさーんいただく機会があったので

ちょっと覚書を。

(写真は個人的な私の好み順です)

 

しっとりもっちり

素材の味がおいしい

王道的な神戸のエレファントリング

 

外はサクっ、中はしっとりのハード系

繊細でいろんな味がする

福岡コジモのガトーピレネー

 

名古屋レニエの

『龍の瞳の米粉と中津川モンブランのバウムクーヘン』

長い名前の内容からかなり期待大でしたが

”龍の瞳の米粉と中津川モンブラン”の味はほとんどわからず

少しもちっとしていてシンプルにおいしいバウムでした

 

ハード系、外がカリカリ

無添加のシンプルな素材

富山のぐるるばあむ

 

ベルガモットのすごく爽やかな香りに癒される

ふんわりした高知はるのテラスのバウム

 

クッキーに近いハード系

宮城のホワイトシップバウム

 

最後はホワイトシップバウムの中身

ハード系のバウムはこんなふうに切株みたいになっていて

見た目にそそられます

 

ここに写真はないのですが

富山フェルヴェールのバウムとか

岐阜サンドールのバウムなどなど

もおいしかったです

 

こんなにたくさんバウムクーヘンを食べたのは初めてですが

全部それぞれに美味しくて

バウムクーヘンは

”お祝い事に使われる縁起の良いお菓子” だということが

よーく解るくらい

本当に幸せでした。

 

 



その3 ドラえもん

長年使っていた椅子がガタガタしてきたので

今年、新しい椅子に替えました。

 

この色とフォルムが

なんとなくドラえもんみたいで

とてもお気に入りです。

そしてこの椅子

見た目によらず(?)

すごく座り心地が良くて

もう元には戻れません。

 

頼りにしてるよ、ドラえもん♪

 

 



その4 篠田桃紅さん

まず、名前がとても素敵で

以前からこの方に興味があり

作品を観てみたいと思っていました。

少し前に、たまたま桃紅さんの本を読んでいたところ

ちょうど近々名古屋で作品展が開催されることを知り

これは絶対観に行かなくちゃ、ということで

年末の慌ただしいなか観に行ってきました。

 

篠田桃紅さんは現在106歳で現役という

超人でいらっしゃるのですが

佇まい、作品、文章や言葉、すべてにおいて

「凛」という言葉がぴたりときます。

墨で描く抽象画はとても潔くて

ピリリとした緊張感があるのですが

削ぎ落とされた空間の中の

少ない色や線や形が

想像力を膨らませるので

作品がいろいろな感情を

語りかけてくるように感じました。

 

作品は素晴らしく

とても清々しい気持ちになり

今年の締めくくりに観に行けて良かったです。

 

 



これぞ秋

髪を切りたてで気分はすっきり

空は抜けるような秋晴れ

外はキンモクセイのいい匂い

 

生きているだけで幸せを感じるような日



わたしのかお

3歳の姪っ子が私の顔を描いてくれた

 

口の中が真っ黒なのは

まえに一緒にごはんを食べたときに

イカ墨でお歯黒になった私が

ニカッと笑ったのを覚えていたからだそう

これも私らしい…

なぜか髪の毛がカバンの取っ手みたいになっている

 

すくすくと自由に元気に育っている姪っ子は

この春から幼稚園のひばり組です


新月

寒い寒い冬が過ぎて

ことしも春がやってきた

 

変わっていくこと

変わらないもの

どちらも尊い

 

 


2018年

 2017年

たくさん感謝の一年でした。

ありがとうございました。

 

2018年

今年も、てくてく歩んでゆきます。

何卒よろしくお願いいたします…☆

 

 

 

 

 


月光

 Every cloud has a silver lining.

 

1月3日、キンキンに冷えて澄んだ夜空高くに、新年早々とてもきれいな月が見れました。

 

あけましておめでとうございます

今年もどうぞよろしくお願いします

 

良い一年になりますよう…☆

 

 

 

 


for better or worse(どのような運命になろうとも)

少し前になりますが、8月に奈良美智さんの展覧会を観に行きました。

開催されていた豊田市美術館は、すごく好きな美術館です。

展示室はとても素敵な設計になっていて、規模もほど良く、外観もロケーションも素晴らしいです。

小高い丘の上に建っているので、雪が降ったらスキーが出来そうなくらいの坂道を上らないと辿り着けないのですが、こういう場所にある美術館は、本当に興味があって心して観たいと思う人が来ているので、落ちついて鑑賞ができます。

駅からの道のりは、そこかしこに道しるべがあるので確実に迷わず行けます。この親切なはからいには、感動です。


坂道を上って、到着〜。


庭園の池側から観た美術館。

水の上に浮いているみたいです。


美術館と池を背にすると、緑が気持ち良い庭園があります。


そして、この柳の木のあいだの小道を奥へ進んで行くと…


『童子苑』というお茶室があります。


ここには日本庭園があり、お茶(お菓子付¥350)で一服できます。

こういう空間は時間がゆっくり流れていて、心が洗われる気がします。


こちらは、はじめに入った入口とは反対側にある入口から観た外観。


ミュージアムショップでポストカードを買ったら、こんな可愛い袋に入れてもらえました♪


今回の展示のなかでお気に入りの作品のPOSTCARD。

『 M I A 』


『 Dead of Night 』


『 Midnight Truth 』


『 M I A 』は、missing in action の略だそうです。

ポストカードでは中々伝わらないのですが、生の作品は圧倒的な存在感で、この少女の目はビー玉のように透き通って本当にキラキラと光り輝いていました。

そして重厚な絵肌の奥からは、作品の根底にあるロック魂の青い炎が静かに熱くゆらゆらと揺れているような、すごい熱量を感じました。

 

『 Midnight Truth 』は2017の新作で、いちばん最後の小部屋になっている照明を落とした展示室に1点だけ展示されていました。

この作品を観ている間、偶然この展示室には私ひとりだけだったので、幸運にも作品と1対1で向かい合えたのですが、この少女と向かい合った瞬間、少女の視線がズコーンと心の奥まで突き刺さり、すべてを見透かされて丸裸にされたような気がしました。

そして「自分に嘘はつけないな…」とあらためて思いました。

 

学生時代に愛知県で長期間過ごした奈良さん自身が「遅すぎる卒業制作のような展覧会」と言われていた今回の展示は、これまでに観た展覧会のなかで3本の指に入る素晴らしく見応えのある展示でした。

観ている最中ほんとうに楽しくて、できることなら3日間くらい美術館に泊まり込んで、隅から隅までくまなく観ていたいと思いました。

 

 

 



仲秋

 10/4 十五夜の月

 

 

月のこと

月は見るたびに美しさが更新されていくような気がする。

毎回「今日の月はきれいだなあ」と思う。

月はいつでも客観的で平等で、とても静かに強く光っている。

月は私にとって神様のような存在です。

 

絵のこと

なんだか、絵を描くことがどんどん楽しくなっていく。

線を描くのも、絵の具で色を塗るのも、レイアウトを考えるのも、全部が楽しい。

締め切りがあると体力的にきつい時もあるけれど、完成を楽しみに待っていてくださる人々がいると、がんばれる。

とてもありがたくて幸せなこと。

今は毎日絵が描けることに感謝です…☆

 

 

 


上弦の月

暑中お見舞い申し上げます

 

ご無沙汰です。

お元気ですか?

私はおかげさまで元気にしています。

今年の夏は、ずっと梅雨が続いているかのような蒸し暑さで、じわじわと体にこたえます。

先日は、ガッツをつけるために思いきって大好きなうなぎを食べました。

 

余談ですが、私が住んでいるアパートの1Fに「うなぎのおじさん」が住んでいます。

週3回、川へうなぎを釣りに行き、ベランダに置いてある水槽で釣ってきたうなぎを飼っているそうです。

そのおじさんにバッタリ会うたびに「いつでもうなぎあげるよ」と言ってくれるのですが、生きているうなぎをさばく勇気がない私は、「いつか覚悟ができたら…」とお茶を濁しています。

おじさんはいつでもうなぎを食べているので、もう飽き飽きしているそうです。

価値観というのは人それぞれですね。

ちなみに私が先日食べたうなぎは、おじさんのうなぎではないです。

蒲焼きになった状態ならば、いつでも喜んでいただくのですが、おじさんの「いつでもあげるよ」は、どうも『生きたまま』ということのようです。

 

話はそれましたが…。

私はここのところ動物のイラストをたくさん描いています。

これらは、あれになったり、これになったり、する予定です。

また追い追いお知らせしていきたいと思います。

 

夏真っ盛り、まだまだ暑い日々が続きますが、くれぐれも身体には気をつけてお互いがんばって乗り切りましょう。

また会える日を楽しみにしています…☆

 

 

 


今だから

先日こちらでお知らせしました、ノーリツさんのウォールデザイン制作ウラ話を少し。

 

 

今回のタンチョウの絵は「祝福」をテーマに「健やかなるときも 病めるときも」というタイトルで描いたものです。

はじめはこのタイトルがそのまま壁の名称になる予定だったのですが、途中でカタログ制作時に「やっぱりもう少し短いタイトルに…」というご要望で「はなうたうたう」になりました。

 

ご依頼をいただいて、まずはラフ案(通常はアイデアの下描きのようなものですが、この時は色もつけてほぼ完成に近いものでした)を2作品提出しました。

まったく別のアイデアの動物ものを2点描き、選考の結果タンチョウのほうが採用されました。

 

そしてラフ案がOKとなり「では水口さん、本番制作着手お願いします!」と担当の方に連絡いただいた翌日(忘れもしない昨年9/14)、私は自転車で転んで激しく頭を打って、生まれて初めて救急車で運ばれたのでした。

かなりぼーっとしてましたが意識はあったので、救急車の中で私は「どうか家に戻って絵の続きが描けますように…」と「記憶喪失になりませんように…」とを繰り返し繰り返しずっとずっと祈り続けました。

そして病院で1時間の検査の結果、本当にありがたいことに大事にはいたらず、無事に家に戻ってこられて、救急車に乗ってから1時間半後にはまた絵を描いていました。

 

ただ、頭はかなり腫れ上がり、ちょっと触るだけで目が飛び出そうなくらい痛かったです。

どのくらい腫れたかと言うと、お正月の鏡餅の上の段くらいの大きさで、このたんこぶが治るまでに1ヶ月くらいかかりました。

私は、普段さわると固い頭があんなにも腫れ上がることをはじめて知りました。

 

そんなことがありながらも、無事に締め切りまでに描き終えて納品完了した時には、本当にほっとして気が抜けました。

 

救急車で運ばれた翌日の9/15は十五夜で、この日見た満月はとにかく素晴らしくきれいでした。

私は、あの転んだ時の「どうしよう〜」という思いと、次の日見た満月のことは、一生忘れないと思います。

そして今こうして無事に毎日を過ごせることに、ただひたすら感謝しています。

 

うそみたいなほんとの話ですが、くれぐれも自転車には要注意です。

 

☆「はなうたうたう」の原画をこちらにUPしました。

 

 

 


フィンランドデザイン展

観に行ってきました。

私は『かもめ食堂』という映画が好きで、この映画を観て以来フィンランドという国に興味があります。

削ぎ落とされたシンプルで飽きのこないデザインのものが多いところと、マリメッコのテキスタイルデザインも好きです。


マリメッコのコーナーでは写真撮影ができました。

高い天井のフロアに上から床近くまで掛けられたテキスタイルはかなりの迫力です。


エーロ・アールニオの椅子に座れるコーナーがあり、もちろん全部座ってみました。

丸いボールチェアは中に入って座ると、なんとなく子宮に包まれているような感じがしました。

赤ちゃんが母親のお腹の中にいるとき、こんな感覚なのかなと。


新緑がきれいな外の庭と、ガラスに貼ってある作品の写真のおもしろいコラボ。

この季節は緑がきらきらしていて本当に気持ちいい。


 

展示の途中で、今回出展されているデザイナーの方たちが質問形式で紹介されているコーナーがありました。

そのなかで「好きな言葉は?」という問いがあり、みなさんそれぞれ「愛」とか「自由奔放」などと答えられていたのですが、

そのなかの一人のデザイナーの方(名前は忘れてしまいました)が、「以上」と答えられていたのが面白くて個人的にとても気になっています。

 

 

 


動物園

動物の写真がたくさん撮りたくて、先日すごーく久しぶりに動物園に行ってきました。

ところがのんきにお昼から出かけたら、全然時間が足りなくて半分も観れなかったのです。

久々に行った動物園は思いのほか広くて、こんなに広かったっけ?…とびっくりでした。

しかも始めからとばして写真をバシャバシャ連写していたら、すぐにカメラの電池がなくなってしまい、途中からは写真もとれず…。

オーマイガー。

 

 

はじめにみたインドサイ。

鶏肉の皮みたいな皮膚がでっぷりとしている。

 

同じサイでもクロサイは皮膚がするっとしている。

そして角が立派。

おいしそうに水を飲むアフリカゾウ。

でかい。

かっこいい。

 

アジアゾウは頭が大きくて身体は小さめ。

人間と同じだなあ。

ゾウはなんといっても足が可愛いのです。

これはゾウの銅像。

良くできてる。

こちらは有名なイケメンゴリラ「シャバーニ」の等身大パネル。

この日、実物のシャバーニはガラス張りの建物の中で木に登り天井近くの上の方にずっといたので、足しか見えなかったのです。どんなナルシストぶりか見たかったけれど、残念…。

ホッキョクグマのところにはクマは見当たらず、代わりにこんなドレッシーな鳥がいました。

ミンクのコートでも羽織っているかのようです。

園内のミモザ。

風にゆられてきれい。

スマトラトラ。

このトラ20分くらい見ていたのですが、その間ずーっと狭い檻の中をぐるぐると小走りで回り続けていて、まったく止まらないのです。

このまま回り続けてバターになっちゃうんじゃないかと思ったくらいです。

 

そのせいなのか?すごく痩せていてトラらしからぬスレンダーなBODYでした。

そしてコアラ。

コアラは一日18時間くらい寝てる動物なので、普段はめったに動いているところを見れないそうなのです。

こんなふうに。

でも、この日は1匹だけ起きていて動き回っていました。

動いているコアラをみたのは初めてで、特にここで連写してしまって電池がなくなったのでした。

 

そのコアラ。

ぬいぐるみみたいです。


 

併設されている植物園もまわりたいなと思っていたけど、まったく無理だったのでまた日をあらためて出直すことにしました。

ことごとく計画性のない一日だったので、つぎはお弁当持って朝いちばんで行くことにしようと思います。

 

 


いのち

親戚の叔父が病気で入院しているので、先日お見舞いに行きました。

今年のお正月に会った時は元気に話していたのに、叔父はベッドの上から動くことができず、食べることもできず、話すこともできなくなっていました。

意識だけはあるようなので何度も話しかけてみるも、私のことがわかっているのかどうかも分からない状態でした。

あっという間に変わり果てた叔父の姿を見て、必死に涙をこらえるだけで、お見舞いに行っても何もできず、ただただ無力感にうちひしがれるだけなのでした。

 

そんなおり、2冊の本に出逢いました。

ひとつは「あかりバンク」というフォトブックです。

「あかりバンク」とは照明塾を運営する照明デザイナーの橋田さんという方がされている活動のことで、病院や老人施設など心のケアが求められる施設に手づくりのあかりを届けられているそうです。

「手作りのあかり」は見た目にもとても温かく、しかも可愛くて、すごくいいことだなあと思いました。

ご興味あるかたはこちらを。

もう1冊は「水の森」という絵本です。

屋久島在住の画家 高田裕子さんという方が屋久島の森を描かれているのですが、森の空気や気配、温度、光、音などがすごくリアルに伝わってきて、鳥肌が立ちました。

森というのは本当に生きていて、ただ「森」が描かれているこの絵本のなかにも人の一生が垣間みられる気がしました。

高田裕子さんの生の作品もぜひ観てみたいと思いました。

 

なんだか「生きる」ことを問いかけられるこのごろです。


2017年

昨年は初めてのことがたくさんあり、変化と充実の一年でした。

たくさんの方との出会いもあり、お世話になりました。

たずさわったすべての皆さま、ありがとうございました。

 

今年はもっとたくさん作品を描いていきたいです。

マイペースな歩みですが、鳥のように自由に羽ばたけるよう1日1日を大切に過ごしていきたいと思います。

 

今年も何卒よろしくお願いします…☆

 

 

 

 

 

 


相棒

去年の夏の終わりに、ずっとずっと長年使っていた扇風機が壊れました。

夏が終わったあとの扇風機の掃除が最大のストレスだった私は、はじめてダイソンの羽根の無い扇風機の存在を知った時に、今のが壊れたら絶対これを買う!と心に決めていました。

それから何年経ったことでしょう…。

昔の扇風機はちょっとやそっとじゃ壊れないのです。 

 

そして去年の秋、とうとう念願の扇風機を手に入れました。

掃除は埃をくるりと拭き取り、30秒ですみます。

すばらしい。

てっぺんには、まあるいカーブに沿った形のリモコンが磁石でひっついてます。

こういう遊び心にとても惹かれます。

そしてこれは「hot&cool」という商品名で、夏は扇風機、冬はヒーターとして年中使えるのでしまわなくても良いのです。なんと優れもの。

今まで冬の暖房はエアコンだけだったので部屋が全然暖まらなかったのですが、これはつけるとすぐ暖かくなります。

もちろん今は「hot」のほうが活躍中です。

この小さくてコンパクトなのに心強い新しい相棒にも、この先できる限り長いこと頑張ってもらいたいです。

 

私は今「禅」に興味があり、少しづつ掃除・整頓・断捨離に励んでいます。

断捨離は始めはなかなか捨てられないのですが、捨て始めるとどんどん拍車がかかり、ばっさばっさと捨てることが快感になります。

結果、物が少なくなりスペースが広くなってすっきりして気持ちよいので、また捨てるという良循環です。

おかげで今年は、これまでになく気持ち良く年を越せそうな気がしています。

 

今日は今年最後の満月。

クロヤギさんからお便りまだかな。

 

 

 

 

 

 

 

 


ほぼ満月

今年の秋はあいにく曇り空が多いのですが、今日は久しぶりに一日素晴らしい秋晴れで空気が澄んでいたので、思ったとおり見事な月が出ました。

お月さまありがとう…☆

明日が満月です。

 

今年は6月くらいからずーっと目まぐるしい日々で、いろいろなことがありましたが、ずっとお月さまに見守られているような感じがあります。

今はすごく平和で心穏やかな毎日で、たずさわるすべてのことに感謝したい気持ちです。

 

今年の夏に出展したクリエイターEXPO後に、ご依頼いただいたイラストのお仕事を3つ終えました。公表はだいぶ先になるものもありますが、また順次お知らせしていきたいと思います♪

 

 

 


身辺の変わり目

変化は突然やってくる。

すごく迷ったけれど、自分の心に正直に、いちばん初めにいいと思ったほうへ進むことにする。

すべてにおいてパーフェクトな選択はないけれど、これが自分にとっての正解だと信じてみようと思う。

 

 

 

 


きょうの三日月

いつになくこの夏は、蝉のようにほぼ全力で生きています。

小休止をはさんで、後半戦も残暑に負けず乗り切っていきたいところです。

身体が資本です。

みなさまもお身体ご自愛くださいますよう…☆

 

 

 

果てしない時間はきっと 終わらない愛を唄うため

届かない想いはきっと あの日の夢を忘れないため

星は見ていたよ

by 斉藤和義

 

 

 


人生初

「雑貨屋えいこーんず」さんへお伺いしたら、お店の前で四つ葉のクローバーをみつけた。

そしたら、店長の篠崎さんにラミネート加工していただけた♪

 

いいことあるかな…☆

 

 

 

 

 

 

 


ひさしぶりの

満月。

この時期は空の低い位置に出ていることに気づく。

そして、今の季節の月もとてもきれい。

夜の風が寒くも暑くもなく、とても心地良くて気持ちいい。

 

先日、久しぶりに2歳になる姪っ子に会ったら、赤ちゃんだったのが子供になっていた。

私は名前で呼んでもらおうと思っていたら、難しくて言えないらしく、どんどん省略されて「さとみちゃん」→「さとちゃん」→「さと」…となり、おまけにサ行がまだ発音できないので、「あと」と呼ばれることになった。

姪っ子は「さく」という名前なので、やっぱりサ行が発音できなくて自分のことは「あく」と言う。なので、私もつられて「あく」と呼んだ。

 

私「あく♪」

姪「あと」

 

私「あくー♪」

姪「あと」

 

私「あーくー♪」

姪「あと」

 

と呼び合って話しているうちに、私は自分の事を「あく」と言ってみたり、「あく」のことを「あと」と呼んでみたり、だんだん誰のことだかわからなくなってきて、混乱したりした。

それでもとにかく、たとえ2歳の子に「あと」と呼び捨てにされようとも、何がどうあれ無条件に可愛くてたまらないのでした。

 

 

「あく」の大好きなアンパンマン。

ちなみにアンパンマンのことは

「アンパン」と言う。

 

「あく」には、満月も「アンパン」に見えるのかな。

世の中のみんながアンパンマンみたいな笑顔になれたらいいのにね、あく。

 

 

 

今年に入って、このページもなかなか更新できずにいます。

今は、この夏に参加するイベントに向けて準備中です。

あたたかく見守りください…☆ 

 

 

 


青い冬

いつも通る道端の花壇で、こんな小さい木を発見。冬青(そよご)という木のようです。ひょろりと伸びた絶妙な角度と、クリスマスっぽいところが可愛くていいです 。

 

2015年もあっというまに年末となりました。今年も一年ありがとうございました。暖かかったり寒かったりと目まぐるしい気候の冬ですが、お身体に気をつけてどうぞ良いお年をお迎えください…☆

 

 

メリークリスマス & happy new year ♪

 

 

 


きのう

地下鉄の駅でのこと。

目の前をご夫婦らしきお歳を召したおじいさんとおばあさんが歩いていました。

少し長い階段にさしかかろうとしたとき、おじいさんがおばあさんの手をさっと取り、二人はぎゅうっと手をつないでゆっくり階段を上りはじめました。

なんとも自然でさりげなく、すごくすごくいい光景でした。

あんなふうに歳を重ねていきたい。


今宵

十五夜お月さまとご対面。

お月さま今年もありがとう。

 

秋はいちばん好きな季節です。今年はいつもより3週間も早くキンモクセイが香りはじめました。めずらしく長いうれしい秋です。


栗パフェ食べたい ♪



えいこーんずさん

名古屋市千種区にある「雑貨屋えいこーんず」さんです。


こちらのお店は、クラシックプー、フィンランド製のムーミンなどの輸入雑貨や、いろいろなジャンルのハンドメイド雑貨などが置いてある楽しいお店です。

ちなみに、おっとりした店長さんは少しムーミンに似てます。

私もポストカードなどのイラスト雑貨を販売していただいてます。

今回は新たにトートバッグも納品しました。

 

 

場所は、地下鉄星ヶ丘駅と一社駅のちょうど真ん中あたりで、どちらの駅からも歩いて行けます。

 

 

窓際のプチギャラリーでは、毎月入れ替わりでミニ個展が開催されてます。

今月8月は「図画工作むらた」さん。

段ボールで作られたレトロな電化製品などの作品が展示されてます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


昔なつかし図工の授業を彷彿させるような、とてもおもしろい作品たちでした。

 そういえば私も図工の授業が好きだったなあと思い出し、小学生の時に作った作品がよみがえってきました。

 


 

 

 

いつもは入り口の横のベンチに看板クマの「くま吉」が座ってお出迎えしてくれるのですが、この日は雨が降りそうだったのでお店の中に避難してました。

 

本当にいろいろな種類の雑貨が、ところ狭しとたくさん並んでるので、雑貨好きな方にはとても楽しめるお店です。

お近くにお越しの際はぜひ立ち寄ってみてください♪

 

 


きょうは、今月2回めの満月。

この、数年に一度のめずらしい現象をブルームーンとも言うのだそう。

…だけど、とても黄色い。

あまりの暑さに、月もヒートアップしてるのでしょうか。

 

 

 

 

夏になると、どうしても蝉のことが気になります。

ひっきりなしに鳴き声が聞こえるし、道路にひからびて転がっていたり、家のベランダに突進してきたり、日常のなかで毎日のように蝉の存在を感じるので。

先日は、歩道の真ん中をずっと後ずさりで歩いている蝉を見かけて、何をしてるんだろう?と、思わず立ち止まって見入ってしまいました。(結局、炎天下の暑さに耐えられず、見届けることはできず…。)

蝉のことを考えるといろいろな感情が入り乱れて、言葉では表せない複雑な気持ちになります。いつか自分がおばあちゃんになる頃には、この感情を表す言葉がみつかるのかな…。

 

何はともあれ、暑中お見舞い申し上げます。

 

 

 


今朝

みーんみーん

と、今年はじめて蝉が鳴いた

ことしも夏がやってきた


 

 


潜在意識

先日、猫好きな友人にチケットをもらって、名古屋市博物館へ猫展を観に行ってきました。

でも今回はその話ではなく、猫と言えば…で思い出した別のことを書こうと思います。

 

私は絵を描く時、資料として図鑑を見ることがあるのですが、あるとき猫の図鑑を見てたら、すごーく惹かれる猫がいました。

スフィンクスという種類の猫で、この猫は毛がなくて皮膚がむき出しになっていて、猫のなかではかなりグロテスクな風貌なのですが、なぜだかわからないけれど無性にとても惹かれるのでした。

 

いっぽう話は変わって。

私はETが好きで、ずっと昔、ハリウッドのユニバーサルスタジオのET館で一目惚れして連れて帰ってきたET(人形の置物)が今も部屋にいます。

映画のストーリーも好きですが、ETの存在自体に惹かれるのです。

 

 

そして…

それから何年も時がたったある日、知り合いと話をしていたらなぜかETの話になり、その人が出し抜けに「そういえばETってスフィンクスっていう猫がモデルになってるんだって」というではありませんか。

 

…!? そうなんだー!!!

 

私のなかでは何の関連もなかった2つの事柄が、パズルがはまるようにカチリとつながって腑に落ちた瞬間でした。

こういう発見っておもしろいです。

 

 

 

これがその、ETです


夜、電気を消すと、目と胸の白い部分が暗闇の中でぼんやり光ります

けっこう怖いです

でもこの、なんともやさしいお目めが

たまりません

 

首と肩は自在にくるくる回ります

たまにこうして

エネルギーを充電してもらいます

ばんざいもできます

ふふふ

 


















上弦の月

いちばん伝えたいほんとうのことは

どうして言葉にできないのかな

 

 

 

 

 

 

 

 

 



お気に入り

"小田原百花展" 開催中、2度めましての小田原へ。

行きの新幹線からはこんなにきれいな富士山がみれました!

新富士駅で停車時に撮影。

小田原行きの ”こだま” は本数も少なく各駅停車で時間がかかるけれど、こんな良いこともあります♪

思わず拝みたくなるような世界遺産。

 

私は食べることが好きなので、食べものが美味しいところへ行くのが好きです。

そして、地元の人が知ってる美味しいお店を発見したり、その土地の人々の日常を垣間みたりするのが好きです。

小田原は食べものが美味しいので、行くたびにじわりじわりと好きになります。

小田原駅の近くにある ”菜こんたん” というお店の「小田原丼」とか、”守谷製パン店” のあんぱんとか、かまぼこも名物でとてもおいしいです。

守谷製パン店は老舗のパン屋さんで、店構えはとてもレトロでやる気ない感じ(失礼…でもそこが良い♪)なのですが、パンは美味しくて行列が出来てました。あんパンのあんこが重いくらい惜しみなくぎっしり詰まってて、一緒に食べた友人が、これは ”あんパン” じゃなくて ”パンあん” だ…と言ってました。

 

名物、小田原丼☆

丼の上にそびえ立っている鯵のフライが、新鮮サクサクでとても美味しい♪

右側のお吸い物の上に浮かんでる白い丸い物体はお麩で、だんだん汁を吸ってしぼんでいきます。見た目にも楽しく食べてもおいしい。


 

 

 

 私は前回、鯵のサクサク丼を食べたので、今回はしらす三種盛丼に挑戦。

小田原で獲れる魚を使った丼ぶりものを総称して「小田原丼」というそうです。透明でぷりぷりの生のしらす、初めて食べました♪

 


 

 

illustration  © 永井秀樹
illustration © 永井秀樹

そして、こちらは…

友人のイラストレーター永井秀樹さんの作品です。

今回小田原で、すごく久しぶりに再会することができました。

現在は、時代もの中心の人物や風景画を生き生きと情緒たっぷりに描いて、東京で活躍中ですが、このGジャンの絵は、プロとして活動する前の初期の頃のものです。

当時、ひとめ見て気に入って、かれこれずっと部屋に飾ってあります。

今ではあまり目にすることのできない、とても貴重な作品となりました。

良いものは、飽きないし、古びないし、不変なものだな…と思います。

 

 

 


2015年

新年あけましておめでとうございます

 

昨年はありがとうございました。

おもに水面下で活動していましたが

いくつかの新しいことも経験しました。

 

今年もよろしくお願いいたします。

楽しい年になると良いです♪

 

今年はひとまず2月にグループ展に参加する予定です。

詳細は、また後日お知らせします。

 

寒い日が続きますが、どうぞ身も心も温かくしてお過ごしください…☆

 

 


お月見

今年もみれました☆

9/8の十五夜

9/9の満月

贅沢にも2日間きれいな月がみれました。

こうしてみるとほとんど同じようにみえるけれど、実際は周りの空の様子も月の輝きも少し違っていて、満月の日のほうがよりきれいでした。

写真には情緒というものが写らないな…と思う。

絵でも、音楽でも、何でも同じで、生で観たり聴いたりするのがいちばん良くて、カメラのレンズとか、ネットの画像とか、テレビの画面とか、何かを通すとどうしても伝わらない部分があると思う。

その「伝わらない部分」が、いちばん大切にしたいことのような気がして、実際に生で観たり聴いたりすることをできる限り大事にしたいなと、満月をみながらぼんやり思いました。

 

現在、来年のカレンダーを制作中。

もう頭の中ではすっかり出来上がって完成しているのに、制作が追いつかなくてとてももどかしい…。

去年は年末ぎりぎりの完成だったので、今年はもっと早くお届けできるようがんばります♪

 

 


夏本番

あと2日で8月です

8月は ”しろくま” ですね

(わかる方、ありがとうございます)

 

夏にスイカを食べると

おいしくて生き返ります

 

今年は梅雨明けが遅かったぶん

夏が長そうです

 

ごはんをモリモリ食べて

倒れないように暑い夏を

乗り切りたいところです

 

皆さまもどうぞご自愛を…☆


きょうの満月

姪っ子が健やかにすくすくと育ちますように…

アーメン


ジューサーミキサー

今年も半分終わり後半に突入しています。

3月〜6月の間にいろいろなジャンルの4つの展覧会を観に行きました。

それぞれに楽しめて印象に残っている作品があるのですが、なかでもいちばん衝撃的だったのが、高橋コレクション展で展示されていた現代美術家 会田誠さんの「ジューサーミキサー」という作品でした。 

 

たくさんの裸の女の人が巨大なミキサーの中に入っていて、粉砕されジュースになっていく様子が描かれていました。

たたみ4畳分くらいありそうな大きな作品で、ミキサーの中に入ってる何百体(何千体?)の女の人一体一体のデッサン力が素晴らしくて、ありえない設定&体位にもかかわらず、実際にありえそうなくらいのリアルさでした。

いろいろ物議をかもしそうな作品ですが、画面からは、これを描かずにはいられなかった衝動や、とてつもない技量、完成に伴う凄まじいエネルギーが伝わってきて、しばらく釘付けになりました。

決して好きなタイプの作品ではないのですが、リミッターが振り切れてるようなこういうスケールの大きな作品を観ると、芸術の真髄みたいなものを感じて、自分の小ささや無力さを自覚して背筋がピシッとなる思いです。

 

ただ、この作品を観たあと口の中が血の味がするような気がして、しばらく胃がもたれてました。そして困ったことに、ずっと欲しいと思っていたミキサーを買おうかどうしようか今ためらっています。

ミキサーを使うたびに「ジューサーミキサー」を思い出しそうなので…。

 


出逢いと別れ

パソコンやソフトや周辺機器のいろいろなところが

いよいよ限界かなと感じたのでPC環境を一新しました。

 

さようなら imac10.4 Tiger
さようなら imac10.4 Tiger

真っ白なBODYがお気に入りだった

8年前から愛用の初代imac

 

 

ようこそ imac10.9 Mavericks
ようこそ imac10.9 Mavericks

近代的なメタリック調BODYの

2代目imac

横からみる
横からみる

8年分の進化を一気に目の当たりにして

同じサイズなのにあまりの薄さ、軽さ、

そして賢さに感動です

 

TigerからMavericksへの一気に5段とびのバージョンアップだったので

データ移行などに手こずりましたが無事に完了しました。

これにあやかり私自身もバージョンアップできるといいなと思います。

 

思えば初めてパソコンを買いに行った当時、パソコンのことがさっぱりわからずあまりにも無知だった私に、お店の人は「千里の道も一歩からです!」と満面の笑みで親切に説明してくれました。

私は今も千里の道を歩み続けています。

 


春爛漫

訳もなくスキップをしたくなる

春です

今年はちょうどほぼ満開の時に

桜を観れました

いろんな桜…

誰にも頼まれていないのに

毎年みごとに咲く

太っ腹な桜さま

気前よく咲いて

いさぎよく散る…

 

心して毎年観たいものです

全然関係ないですが

『おまけ』

 

 

あたらしい命…☆

 

 

 

ちなみに私ではありません

5月に姪っ子が誕生予定♪

 

 

 


お仕事

ヨガのインストラクターをされている方から名刺作成のご依頼をいただきました。

 

『蓮の花を入れて、合掌のポーズの似顔絵風イラスト』というご希望で承りました。

(実際はもっと、はじける笑顔がキュートなイメージの方です。)

 

”蓮の花のようでありたい”と願うご本人の素敵なこころざしが伝わるといいな、という思いをこめて作成させていただきました。

 

私も蓮の花が好きで、ここのところずっと蓮の花が描きたいなと思っていたところへのご依頼でした。嬉しいご縁です。

(このHPで紹介させていただくにあたり、個人情報の部分は◯△×とさせていただきました。)

 

 


ごほう日

どうしても観たくて ”うずうず" してたので、思い立ったが吉日、三重県立美術館に大橋 歩さんの展覧会を観に行ってきました。

 

朝からとても気持ちのよい快晴で、美術館はびっくりするくらい空いていて、しかも期待以上のとても見応えのある展示で、じっっくりと心ゆくまで堪能できました。

時々こういう、一連のすべてが ”ごほうび” のような日があるとエネルギーが充電されます。

 

私の好きな”銅版画”の作品のコーナーだけでも200点くらいの作品が並んでいました。

あまりにもじっくり集中して観れたので「素敵な額だな…どこで売ってるのかな…?」とか「これだけたくさんの額を用意するにはいったいどれだけの費用がかかるんだろう…?」とか「どうしてこんなに一寸の乱れもなくまっすぐ横一列にきれいに展示できるのかな…?」とか、普段は気に留めない下世話なことまでブツブツ考えてしまいました。

 

良い作品を観ると、自分のなかの ”描きたい欲” が刺激されて、描きたくて ”うずうず” してきます。

ちなみに私は、しまうまのお尻を見たりしても描きたくて ”うずうず” しますが。

 

そうして私は、観に行く前も、行った後も、結局 ”うずうず” しているのでした。

 

 


本日より

カレンダー原画展、後半の部はじまりました。

作品の入れ替え完了です。

後半は7点展示しました。

店舗2F、窓際右側の展示スペースでanimalたちがお待ちしております♪

 

2F中央のコーナーにはメッセージBOXも置かせていただいてます。

ご来店された方はメッセージを残していただけると嬉しいです。

 


あけました

おめでとうございます

 

2014年

おそれずひるまず新しいことにも挑戦していきたいなと思います。

今年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

 

現在、カレンダー原画展開催中です。

前半6点展示中、5点は名古屋では初展示の作品です。

後半は全部作品入れ替えの予定なので、お見逃しなくです。

 


その2 今年最後の日に

すごく嬉しいとき

「ありがとう」じゃ足りないときの

言葉が見当たらなくてもどかしくて

「ありがとう」の最上級の言葉はないかなと考えてみたら

 

ありがひゃく

ありがせん

ありがまん

ありがおく

…。

 

アリが大行進している図が頭から離れなくなりました。

 

 

今年お世話になったすべての方

応援してくれるひと

普段は会えないけれど力をくれるひと

支えてくれるすべてのひとへ

ありったけの感謝の思いを込めて…

 

ほんとうにありがとうございました!

 


その1 たいせつな絵

今年3月、はじめて原画を購入しました。

2012年3月に38歳という若さで逝去された、故モリタヤスヒロさんの作品です。

私はモリタさんの作品のファンです。

 

2013年3月、名古屋のギャラリー「スペースプリズム」でモリタさんの遺作展「空をゆく」が開催されました。

ギャラリーの壁いちめんに天井から足下まで生前の作品で埋め尽くされるという、未だかつて観たことのないような展示がされ、会場に入ったとたんに圧倒されて胸がいっぱいになりました。

この作品はそのなかの一点です。

 

額も含めると結構大きい作品なので、心して飾ろうと思っていたところ、ずっとバタバタしていてこんなに遅くなってしまったのですが、今年最後の日に、やっとやっと飾ることができて嬉しいです。

ちょうど作業机のすぐ横の壁に飾ったので、お絵描きの集中が途切れてふと顔を上げた時に「さあ、一段落して休憩、休憩♪」と言ってもらえそうな感じです。

 

こちらも大切にしている作品集でモリタさんの遺作集「空をゆく」です。

この作品集のなかの何気ない空や、風景画をぼんやりと眺めていると、地上から23センチくらい身体がふわりと浮くような、日常の疲れなどがすうっと取れていくような、気がします。

 

今年の10月にご縁あってモリタさんのご実家にお邪魔する機会があり、貴重な思い出話をたくさん聞かせていただきました。

ピカソ並み?と思うような短期間での膨大な作品の数や絵にかけるエネルギーのすごさ、絵以外にも多才だったこと、周りのたくさんのひとから愛されるお人柄だったことなど、モリタさんの人となりを少しだけ知ることができました。

 

どうしてこんなに才能ある心のきれいな人が早くに天に召されてしまうのかな…とやっぱり悔やまれます。

「神様は忙しくて連れてくひとを間違えてる…」と、敬愛する斉藤氏も歌っているように。

 


ちいさい秋

今年は残暑が長くつづいた。

台風もまだまだくる。

秋だなあ、という実感がいまいち感じられないまま10月も半ばを過ぎた…。

 

世の中には、いもくりかぼちゃのスイーツが出回り、私も今月くりのケーキを2回食べた。

朝晩は空気が少しひんやりとしてきた。

空が高くなった。

でもまだしっくりとこなかった。

 

そうしていたら今日、遅ればせながら街中のキンモクセイが香りはじめた。

そうそう。

これでやっと全身まるごとで秋を感じた。

 


忘れないこと

2002年にKFS本校でスタートしたイラストレーター養成塾なるものを受講するために、私は東京へ半年と少し通った。

その時の講師が、当時から現役のイラストレーターとして活躍されてた桶あきら先生とMAKO先生ご夫妻でした。

 

私はこの時初めて、プロのイラストレーターのお仕事がどういうものかを知り、先生やクラスの仲間の人達から毎回たくさんの刺激を受けて授業に通うのが楽しくて仕方なかった。

そして、それまで漠然と『イラストレーターになりたいな』と思っていた私は、このお二人の先生それぞれから『イラストレーターになろう』と心に決めるきっかけを与えていただいた。

その桶あきら先生が、先日9月1日に急逝されました。

 

イラスト塾が終了して少し経ってから名古屋で桶先生にお会いできる機会があり、私は当時ちょうど完成させた作品ファイルを持って行き、先生に見て頂いた。

そのとき私のファイルを見ながらぼそっとつぶやかれた桶先生の何気ない言葉を10年たった今でもなぜか鮮明に覚えていて、そのときの一言をヒントに私はずっと描き続けているような気がする。

 

感謝の思いを直接お伝えすることはできなくなってしまったけれど、私は最後にお会いした時のことをこれからもずっとずっとずっと忘れずに覚えていると思う。

  


十五夜

9/19 中秋の名月。

今年は天気も良く、何年かに一度の絶好のお月見日和だったそう。

家のベランダからも、まんまるな満月がとてもきれいに見えました。

私は満月に出会うと嬉しくていつも拝んでしまう。

 

今回は、「たくさんの人にグループ展を観にきていただけますようにと、タイムリーな願いをこめて拝んでみました。

 

いよいよ今日からはじまる「Ever green展」。

今年もたくさんの方にお会いできるのかなとわくわく楽しみです。

 

 

 

 

 

カウンター